等差数列と等比数列の積で表される数列の和をかなり素早く求められる公式を僕が当時センター試験対策をしているときに編み出したので、受験生の助けになればと思ったので、紹介します。
公式の導出
という数列の和を求めます。
ですね。ここで、
に注意して両辺の総和をとると、
の形から次のような式に帰着できそうだということがわかります。
これらの係数を具体的に求めていきましょう。
であるので、
したがって、
という公式が得られます。
例題
例題を解いて実際にこの公式が強力であることを見ていきましょう。また実際に手を動かして身につけなければ試験本番では武器になりません。
例題1.
例題2.
例題3.
例題4.
のとき、
のとき等差数列であって、
一般化
改めて記事にしようと思ったのは、これを一般化、拡張された方がいたからです。それを紹介できればいいなと思い改めて記事にしました。
hg.hatenablog.jpこちらです。余力があれば拡張された公式も使いこなせるといいかもですね。